導入
こんにちは、ぷららです。
家にボードを付けたあと、こう思いませんか。
「マットって必要? 床に何か敷けばいいだけでは?」
「3,000円出す価値ある?」
「距離が書いてあるやつと無地のやつ、どっち?」
調べてみると、マットの役割は3つに分かれていました。そしてそのうち1つは、地味にお金の話につながります。
落ちた矢が床に直撃するとチップが折れます。チップは消耗品ですが、マットがあれば折れる回数を減らせるという話です。
【結論】マットの3つの役割
| 役割 | 内容 | 代替できるか |
|---|---|---|
| ① 床の保護 | 落ちた矢で床が傷つくのを防ぐ | カーペット等でも可 |
| ② チップの保護 | 床への直撃で折れるのを防ぐ | 厚みがあれば可 |
| ③ 距離の固定 | スローラインが印字されている | 専用品のみ |
①②はカーペットでも代替できます。③だけが専用品の価値です。逆に言えば、距離を別途測るなら安い代替でも成立します。
① 床の保護
矢は必ず外れます。フローリングに落ちれば傷が付きます。
賃貸なら退去時の話にもなるので、ここは何かを敷くこと自体が必須だと思います。マットでもカーペットでも構いません。
② チップの保護(お金の話)
これが意外と効きます。落ちた矢が硬い床に直撃すると、チップが曲がったり折れたりします。
チップは30〜50本入りで数百円の消耗品です。1本あたり15〜20円程度なので、1本折れても大した金額ではありません。
ただし問題は折れ方です。
- 曲がったチップは刺さらない。気づかず使うと点が入らない
- 根元で折れるとバレルの中にネジが残る。取り出す道具が必要になる
後者が面倒です。リムーバーがなければその日は投げられません。取り出し方はチップが折れた時の取り方にまとめました。
マットは「チップ代の節約」より「投げられなくなる事故の予防」と考えるほうが実態に近いと思います。
③ 距離の固定(専用品だけの価値)
ここが専門品を選ぶ理由です。スローラインが印字されているマットなら、敷くだけで距離が決まります。
ソフトダーツの規定は距離244cm・ボード中心の高さ173cmです(家ダーツの設置方法参照)。毎回巻尺で測るのは現実的ではないので、床に基準があるのは実用的です。
ただし注意点があります。
- マットの長さが244cmに足りるかを確認してください。短いマットは「投げる位置に敷くだけ」のもので、距離の基準にはなりません
- ハードダーツは237cmなので、ソフト用の印字とはずれます
実際の製品(在庫は薄いです)
正直に書きます。調査した専門店では、ダーツマットの在庫が1/6本でした。掲載はあっても購入できないものが多い状態です。
在庫があったのはこちらです。
- TRiNiDAD THROW MAT……2,990円
選択肢が少ないので、他店も確認したほうがいいと思います。マットは各社が出しているカテゴリです。
スローラインだけ置く選択肢
「床の保護はカーペットで足りるが、距離の基準が欲しい」なら、スローライン単体という手があります。
- TRiNiDAD オリジナル スローライン 2……1,980円
- 長州力 跨ぐなよ スローライン……2,420円
置くだけなので賃貸でも床に跡が残りません。マットより安く、距離の役割だけを担保できます。
選ぶときに見る点
- スローラインの印字があるか……距離の基準が要るなら必須
- 長さ……244cm(ソフト)に対応しているか。短いものは投げる位置だけ
- 厚み……厚いほどチップを守れるが、足元が不安定になる可能性
- 滑らないか……投げる動作でずれると危険
③はトレードオフです。厚くすれば矢は守れますが、立つ場所が柔らかくなるとフォームに影響する可能性があります。ここは当サイトで検証していないため、程度は断定しません。
音への効果(限定的です)
マットは落下音を減らします。これは構造上そうなります。
ただしボードに刺さる音は変わりません。マットは床に敷くものなので、打音には関係しません。
「防音のためにマットを買う」と考えていると期待外れになるので、減らせるのは落下音だけと理解しておいてください。音の対策全体は家ダーツの防音対策で扱っています。
マットより先に用意したいもの
優先順位の話をします。マットより先にサラウンドを検討したほうがいい場面があります。
理由は被害の大きさです。
- 床……傷が付く(マットで防げる)
- 壁……穴が開く(サラウンドで防げる)
矢はボードの外側にも当たります。壁の穴は床の傷より修復費が高いので、賃貸ならサラウンドの優先度が上がると思います。
- COSMO DARTS 4ピースダーツボードサラウンド……6,600円
よくある質問(FAQ)
Q. ダーツマットは必要ですか?
A. 床に何かを敷くことは必要です(矢が落ちて傷が付くため)。ただしカーペットでも代替できます。専用マットの固有の価値はスローラインの印字です。
Q. マットがあるとチップは折れませんか?
A. 折れる回数は減らせます(硬い床への直撃を防げるため)。ただしゼロにはなりません。根元で折れるとバレルにネジが残るので、リムーバーも用意しておくと安心です。
Q. スローライン付きのマットを選ぶべきですか?
A. 距離の基準が欲しいなら有効です。ただしマットの長さが244cm(ソフト)に対応しているか確認してください。短いマットは投げる位置に敷くだけのものです。
Q. 厚いマットのほうがいいですか?
A. 矢は守れますが、足元が不安定になる可能性があります。フォームへの影響は当サイトで検証していないため断定できません。
Q. マットで防音できますか?
A. 落下音は減りますが、ボードに刺さる音は変わりません。
Q. カーペットで代用できますか?
A. 床とチップの保護なら代用できます。距離の基準が必要なら、スローライン単体(1,980円程度)を併用する方法があります。
まとめ
- 役割は3つ。床の保護/チップの保護/距離の固定
- ①②はカーペットで代替可。③(スローライン印字)だけが専用品の価値
- チップの保護は「投げられなくなる事故の予防」。根元で折れるとバレルにネジが残る
- マットの長さが244cmに対応しているか確認する(ハードは237cm)
- 厚みはトレードオフ。矢は守れるが足元が不安定になる可能性
- 防音効果は落下音のみ。打音は変わらない
- 🔴 調査した店では在庫1/6本。他店も確認を。壁対策(サラウンド)のほうが優先度が高い場合もある
マットは「あると快適」の枠だと思います。予算が限られるなら、壁の保護を先に検討してください。
参考・出典
- DOJO「競技規定」(ソフト部門の距離244cm/スティール部門237cm/高さ173cm)
- 在庫状況・価格はTiTO のボード関連在庫を2026年7月時点で当サイトが集計したものです(ダーツマット在庫1/6本)
※在庫状況は調査した専門店1社のものです。他店では選択肢が多い場合があります。当サイトはマットを実際に使用していないため、厚みによるフォームへの影響や防音効果の程度は検証していません。価格・在庫は変動します。