導入
こんにちは、ぷららです。
ハードボードを検討する動機は、だいたいこのあたりだと思います。
「電子ボードより静かって聞いた」
「PDC(海外のプロ団体)を見てて興味が出た」
「電源もスマホも要らないほうが気楽」
先にいちばん重要な注意点を書きます。ハードはソフトと距離が違います。ソフトが244cmに対し、ハードは237cmです。そして矢も別物で、金属ポイントが必要になります。
「ボードだけ買えば投げられる」という話ではないので、そこを整理します。
【結論】ソフトとの違い
| ハード(スティール) | ソフト | |
|---|---|---|
| ボードサイズ | 13.2インチ | 15.5インチ |
| 設置距離 | 237cm | 244cm |
| ボード中心の高さ | 173cm | 173cm(共通) |
| 矢の先端 | 金属ポイント | 樹脂チップ |
| 素材 | 麻(サイザル) | プラスチック |
| 採点 | 手計算またはアプリ | 電子ボードなら自動 |
| 電源 | 不要 | 電子ボードは必要 |
| 価格帯 | 6,480〜16,480円 | 1,980〜44,800円 |
高さだけが共通で、他はほぼ別物です。数値は一般社団法人ダーツオブジャパンオーガニゼーション(DOJO)の競技規定によります。
🔴 まず在庫の実情を書きます
正直に書きます。調査した専門店では、ハードボードの在庫が0/13本でした。掲載はあっても購入できない状態です。ソフトボードも0/8本でした。
この記事で示す価格帯は、掲載価格からの相場の参考です。そのまま買えるわけではありません。購入するなら他店も確認してください。
電子ボードは在庫3/7本あったので、家庭用として流通しているのは電子ボードが中心という実情が見えます(家庭用電子ダーツボードの比較参照)。
矢が別に必要(見落としやすい点)
ソフトダーツの矢はそのまま使えません。先端が樹脂チップなので、麻のボードには適しません。
対応方法は2つあります。
1. コンバージョンポイントに付け替える
今持っているバレルの先端を金属ポイントに交換する方法です。2BAのバレルなら対応品があります。
- CONDOR HARD POINT コンバージョン 2BA……1,580円
- CONDOR HARD POINT LONG コンバージョン 2BA……1,580円
バレルを2本買う必要はありません。これがいちばん安く済む方法だと思います。詳細はダーツチップの選び方で扱っています。
2. ハード用のスティールポイントを使う
ハード専用バレル向けの金属ポイントです。
金属なので折れて消える消耗品ではありません。樹脂チップより高いですが、交換頻度は下がります。
ボードの価格帯(相場の参考)
掲載されていた製品の価格です。在庫がなかったため、相場の目安として見てください。
| 製品 | 掲載価格 |
|---|---|
| TRiNiDAD ブリッスルダーツボード 15.5インチ | 6,480円 |
| CUESOUL SHOOTER-I(2022 PDC公式) | 9,049円 |
| COSMO DARTS トリガー | 9,350円 |
| ONE80 GLADIATOR 3 | 10,186円 |
| DYNASTY EMBLEM シリーズ | 8,481〜11,000円 |
| Winmau BLADE 6 | 11,800円 |
| Winmau MvG Diamond Edition | 11,000円 |
| Winmau BLADE 6 TRIPLE CORE | 16,480円 |
1万円前後が中心でした。電子ボードの最安(13,200円)と近い価格帯です。
PDC公式モデルという表記について
「2022 PDC公式ダーツボード」のような表記があります。PDCは海外のプロ団体で、その大会で採用されたモデルという意味です。
ただし「公式モデルだから性能が高い」とは書けません。当サイトで比較していないので、モデル間の優劣は判定できません。
ソフト用のバレルはそのまま使えるのか
ここは重要なので整理します。
- バレル本体……2BAなら、コンバージョンポイントに替えて使えます
- シャフト・フライト……そのまま使えることが多い
- チップ(樹脂)……使えません。金属ポイントに交換
つまり追加投資はポイント代(1,000〜1,700円程度)で済む可能性があります。ボードだけ買えば始められる、という点はハードの利点だと思います。
ただし重量が変わります。樹脂チップと金属ポイントでは重さが違うので、投げ心地は変わります。ここは当サイトで検証していないため、どのくらい変わるかは断定しません。
ソフトとハードの違い全般はソフトダーツとハードダーツの違いで扱っています。
距離を間違えないこと
繰り返しますが、ハードは237cmです。ソフトの244cmで設置すると7cm遠くなります。
ソフトとハードを両方やる場合は、距離を2つ用意することになります。スローラインを2本引くか、置き型のスローラインを移動させる形です。
- TRiNiDAD オリジナル スローライン 2……1,980円
設置の詳細は家ダーツの設置方法にまとめました。
音について(静かとされるが未測定)
ハードボードは麻に刺さるため、プラスチックより静かとされています。
ただし当サイトで測定していないため、程度は断定できません。また外れた矢が床に落ちる音は変わりません。そこはマットで対策する話になります。
- TRiNiDAD THROW MAT……2,990円
音の対策全体は家ダーツの防音対策を参照してください。
ハードを選ぶのが合っている人
- 電源やスマホの準備が面倒……ハードは何も要りません
- 音を少しでも抑えたい(ただし程度は不明)
- PDCなど海外のプロを見て興味を持った
- 点数は自分で数えても構わない
逆に自動採点やオンライン対戦が目的なら、電子ボードを選ぶべきです。ハードでは実現できません。
よくある質問(FAQ)
Q. ハードダーツボードの距離は何cmですか?
A. 237cmです(ボード中心の高さは173cm)。ソフトは244cmなので7cm違います(DOJO競技規定)。
Q. ソフトの矢はそのまま使えますか?
A. チップは使えません。金属ポイント(コンバージョンポイント)への交換が必要です。2BAのバレルなら1,580円程度の対応品があります。
Q. ハードボードはいくらですか?
A. 掲載価格では6,480〜16,480円で、1万円前後が中心でした。ただし調査した店では在庫が0/13本だったため、他店も確認してください。
Q. 電子ボードより静かですか?
A. 一般にそう言われていますが、当サイトで測定していないため断定できません。落下音は変わらないのでマットが必要です。
Q. 点数はどうやって数えますか?
A. 手計算またはアプリです。ハードボードに自動採点はありません。アプリはダーツアプリおすすめで扱っています。
Q. ボードは13.2インチでいいですか?
A. 競技規定のスティール部門は13.2インチです。ただし掲載製品には「15.5インチ」表記のハードボードもありました。用途(大会規定に合わせるか)で選んでください。
まとめ
- 距離は237cm。ソフト(244cm)と7cm違う。高さは共通173cm
- ボードは13.2インチ(スティール部門の規定)
- 矢は金属ポイントが必要。2BAならコンバージョンポイント(1,580円程度)で流用できる
- 電源もスマホも不要。ただし点数は手計算かアプリ
- 価格帯は6,480〜16,480円で1万円前後が中心
- 🔴 調査した専門店では在庫0/13本。他店を確認する必要がある
- 音は静かとされるが未測定。落下音は変わらない
ハードは「電源も採点機能も要らない」割り切りができる人に向いていると思います。ただし距離と矢が変わる点は、買う前に必ず確認してください。
参考・出典
- DOJO「競技規定」(スティール部門13.2inch・高さ173cm・距離237cm/ソフト部門15.5inch・距離244cm)
- 価格帯・在庫状況はTiTO のボード関連在庫を2026年7月時点で当サイトが集計したものです(ハードボード在庫0/13本)
※🔴 掲載価格は在庫がない商品を含みます。調査した専門店1社ではハードボードの在庫が0/13本でした。他店では購入できる場合があります。当サイトは実機を使用していないため、音の大きさや製品間の優劣は判定していません。コンバージョンポイントによる重量変化についても検証していません。価格・在庫は変動します。