導入
こんにちは、ぷららです。
スタッツって、最初はこう思いますよね。
「画面に出てる数字、どれを見ればいいの?」
「友達が『PPD30』って言ってたけど、自分の画面は80台」
「同じ実力なのに、台によって数字が全然違う」
後ろの2つは気のせいではありません。調べてみると、ダーツライブとフェニックスでスタッツの単位そのものが違いました。
ダーツライブの01スタッツは3投の平均点数、フェニックスのPPDは1本あたりの平均点です。単純に3倍近くスケールが違います。
この記事では、スタッツの定義・機種差・確定タイミングを公式情報で整理します。
【結論】スタッツの要点
- スタッツは1ラウンド(または1本)あたりの平均を示す数値
- 01系とクリケット系で別の指標がある
- 機種で単位が違う。ダーツライブは3投平均/フェニックスのPPDは1本平均
- 確定タイミングも違う。ダーツライブは80%・フェニックスは100%とされる
スタッツとは何か
スタッツとは、ダーツの成績を平均値で表した数値です。
フェニックス公式の定義がいちばん端的です。「ダーツの成績を表す数値をスタッツ(STATS)と呼びます。スタッツは1ラウンド(または1本)当たりの平均として算出した数値です」とされています。
合計得点ではなく平均なので、長く投げても短く投げても比較できるのがポイントです。そしてこの数値からレーティングが計算されます。
01のスタッツ:ここで単位が分かれる
ゼロワン(501など)のスタッツは、1投あたり何点取れているかを示します。ただし機種で「1投」の数え方が違います。
| DARTSLIVE(ダーツライブ) | PHOENIX(フェニックス) | |
|---|---|---|
| 名称 | 01のスタッツ | PPD(Point Per Darts) |
| 単位 | 3投の平均点数 | 1本あたりの平均点 |
| Aフライト相当の目安 | 80.0〜(Rt.10) | —(体系が別) |
TiTOの解説では、それぞれこう書かれています。
- ダーツライブ……「01ゲームでは点数を80%減らした時点までの3投の平均点数」
- フェニックス……「01ゲームではゲーム終了までの1投の平均点数」
だから「PPD30」と「スタッツ80」が同じくらいの実力を指すことがあり得ます。数字の大小ではなく、どちらの単位かを確認しないと意味が取れません。
友達と数字を比べて話が噛み合わないときは、まず台を確認してください。2機種の違い全体はダーツライブとフェニックスの違いで整理しています。
クリケットのスタッツ:MPR
クリケットのスタッツはMPR(Mark Per Round)です。フェニックス公式では「1ラウンドあたりの平均点」と定義されています。
マーク数の数え方はこうです。
- シングルに入る……1マーク
- ダブルに入る……2マーク
- トリプルに入る……3マーク
1ラウンドは3投なので、理論上の上限は9マーク(3投すべてトリプル)です。
ダーツライブ基準の目安を挙げると、MPR 2.90でRt.10(Aフライト)、3.50でRt.13(AA)です。1ラウンドに約3マーク取れるとAフライト相当という感覚になります。
クリケットはこちらは機種間で単位が揃っています(どちらも1ラウンドあたり)。01より比較しやすい指標です。
クリケットのルール自体はクリケットのルールを初心者向けに解説にまとめています。
スタッツはいつ確定するのか(80% と 100%)
もう1つの機種差です。ゲームのどこまでが数字に反映されるかが違います。
ダーツライブ:80%スタッツ
公式の説明では次の通りです。
- ゼロワン……「ゲーム参加中のプレイヤーが、開始点数から80%加点した際に確定します」
- クリケット……6ナンバーがオープンした時点で確定
つまり終盤はスタッツに乗りません。501で残りが詰まってから何ラウンド粘っても、その部分は平均を下げません。
フェニックス:100%スタッツとされる
フェニックスはゲーム終了までが反映されるとされています。TiTOの解説では「01ゲームではゲーム終了までの1投の平均点数、クリケットではゲーム終了までの3投の平均マーク数によって計算される」と書かれています。
ただしフェニックス公式のスタッツ解説ページには「100%スタッツ」という記載を確認できませんでした。公式にはPPD/MPRの定義までしか書かれていないため、この記事では「〜とされています」という書き方にしています。
この違いが練習に与える影響
仕組みから言えることは1つです。
ダーツライブでスタッツを上げたいなら、前半で稼ぐほうが直接効きます。上がりの練習は勝敗に効きますが、80%到達後の内容は数字に出ません。フェニックスでは最後まで反映されるため、同じ練習でも数字への出方が変わります。
レーティングへの反映の話はダーツのレーティングの上げ方で扱っています。
スタッツが記録されない条件
「投げたのに数字が変わらない」ときは、そもそも対象外の可能性があります。ダーツライブ公式の条件です。
- 対戦のみが対象。一人プレイ・「RoboRival」との練習は公式スタッツに含まれない
- 一部のオプション設定では公式スタッツにならない
- レーティングは両ゲーム合計10試合から生成され、更新は1日1回
- 集計は直近30試合
一人で投げた分は公式スタッツに入りません。練習として意味があるかは別の話ですが、数字を動かしたいなら対戦が必要です。
スタッツをどう使うか
数字を見る目的は改善点を絞ることです。使い方としては次のあたりだと思います。
- 01のスタッツが低い……1ラウンドの得点が伸びていない。ブルの本数を増やす方向
- MPRが低い……狙ったナンバーに入る率が低い。トリプル狙いの精度
- どちらも安定しない……フォームの再現性の問題かもしれません
- 刺さっていない……道具側の可能性。刺さらない原因を先に確認
ただし数字は結果なので、見るだけでは上がりません。TiTOの解説にも「簡単にレーティングを上げられるコツはありません」「狙ったターゲットに矢を投げられるフォームを作ること」と書かれています。指標として使い、練習の方向を決めるのが本来の役割です。
よくある質問(FAQ)
Q. PPDとスタッツは同じものですか?
A. 指しているものは近いですが単位が違います。PPD(フェニックス)は1本あたりの平均点、ダーツライブの01スタッツは3投の平均点数です。数字をそのまま比較できません。
Q. MPRはどのくらいあればいいですか?
A. ダーツライブ基準では2.90でRt.10(Aフライト)、3.50でRt.13(AA)です。1ラウンドに約3マークでAフライト相当という目安になります。
Q. 501で粘るとスタッツは下がりますか?
A. ダーツライブは下がりません(80%スタッツ。開始点数から80%加点した時点で確定)。フェニックスは終了まで反映されるとされているため、影響します。
Q. 一人で投げたスタッツは記録されますか?
A. 公式スタッツには含まれません。ダーツライブでは対戦のみが対象で、RoboRivalとの練習も対象外です。
Q. スタッツの上限はありますか?
A. クリケットのMPRは理論上9(3投すべてトリプル)です。01は上がり方によって変わるため単純な上限はありません。
まとめ
- スタッツは1ラウンド(または1本)あたりの平均。ここからレーティングが計算される
- 01は機種で単位が違う。ダーツライブ=3投の平均点/フェニックスのPPD=1本あたりの平均点
- MPRは機種間で単位が揃っている(1ラウンドあたり)。2.90でAフライト相当
- 確定タイミングも違う。ダーツライブは80%(終盤は乗らない)/フェニックスは100%とされる
- 一人プレイは公式スタッツの対象外
- 数字は結果。見る目的は練習の方向を絞ること
単位が違うことだけ押さえておけば、無駄に比べて落ち込むことはなくなります。まずは自分の台の数字だけを追ってみてください。
参考・出典
- PHOENIXDARTS公式ガイド「スタッツ」(スタッツの定義/PPD=1本あたりの平均点/MPR=1ラウンドあたりの平均)
- DARTSLIVE公式「実力が分かるレーティング」(80%スタッツの確定条件・換算表・直近30試合・対戦のみが対象)
- TiTO「ダーツマシーンの特性に合わせたレーティングの上げ方」(DARTSLIVEは3投の平均点数/PHOENIXは1投の平均点数、80%と100%の違い)
※本記事の数値はすべて上記の公表情報より作成しています。当サイトで計測したものではありません。フェニックスの「100%スタッツ」は公式ガイドの該当ページに記載を確認できなかったため、断定を避けています。