導入
こんにちは、ぷららです。
01(ゼロワン)を投げていて、こんな経験はありませんか。
「残り3点になって、そこから何回も外し続けた」
「アレンジって言葉を聞くけど、何を調整しているのか分からない」
「アレンジ表を見たけど、数字が多すぎて覚えられる気がしない」
調べるといきなり細かいアウト表が出てきて、初心者には情報量が多すぎるんですよね。私も最初に見たときは「これ全部覚えるのか」と思って、正直やる気をなくしました。
でも調べていくうちに分かったのですが、初心者が実際に覚えるべき数字は、ほぼ2つだけです。しかも日本のソフトダーツでは、そもそもアレンジ表を丸暗記する必要がありません。
この記事では、なぜアレンジが必要なのかという原理から整理して、最初に覚えるべきものだけに絞りました。丸暗記ではなく、自分で導けるようになる形で書いています。
【結論】初心者が覚えるのは2つだけ
- 日本のソフトダーツは「マスターアウト」が主流……ダブル・トリプル・ブルで上がれる
- だから初心者はまず「50点に整えてブルで上がる」のが最短。ブルはダブルより的が大きい
- 次に覚えるのは「32点残し」だけでいい
- アレンジ表の丸暗記は不要。ハイナンバーを引いて50か32にすると考えれば導ける
- 避けたいのは残り1点と、上がれない中途半端な数
1. その前に:アウトルールで話がまったく変わる
アレンジの話に入る前に、ここを確認しないと意味がありません。01の「上がり方」には複数の設定があります。
| アウトルール | 0にする方法 | 難易度 |
|---|---|---|
| オープンアウト(シングルアウト) | どこでもよい。ぴったり0にすればOK | 易しい |
| マスターアウト | ダブル・トリプル・ブルで上がる | 中(日本のソフトダーツで主流) |
| ダブルアウト | ダブル(およびブル)で上がる | 難しい |
日本のソフトダーツではマスターアウトが最もよく使われます。ここが重要で、マスターアウトならブルで上がれます。この一点が、初心者の戦い方を決めます。
DARTSLIVEのマシンでは設定を変更できるので、自分が今どの設定で投げているかはプレイ前に画面で確認してください。オープンアウト設定なら、そもそもアレンジをほとんど考える必要がありません。
2. アレンジとは何か
アレンジとは、終盤で「上がりやすい残り点数」になるように、途中の狙いを調整することです。
01は持ち点を0にするゲームですが、残り点数によって上がりやすさがまったく違います。
- 残り50点 → ブル1本で上がれる(マスターアウトの場合)
- 残り3点 → 1点や3点の狭いエリアを狙うことになり、何ラウンドもかかることがある
同じ「あと少し」でも、この差は大きい。だから「上がれる形を作ってから終わらせる」という発想が必要になります。これがアレンジです。
バーストにも注意
0を通り越してマイナスになると「BUST」となり、DARTSLIVE公式の説明では「前ラウンドの持ち点から再スタート」になります。そのラウンドで減らした分は無効です。残り点数が少ないときほど、狙いを間違えるとバーストしやすくなります。
3. 初心者の最短ルートは「ブル上がり」
マスターアウトの場合、初心者がまず目指すべきは「残り50点にしてブルで上がる」形です。
なぜブルなのか
- ブルはダブルより的が大きい……ダブルは細いリング、ブルは円。面積で有利
- ずっとブルを狙ってきているので、狙いが定まっている……01では序盤からブルを狙う人が多く、終盤も同じ場所を狙える
- ダブルやトリプルは練習量が少ない……初心者ほど、慣れていない場所を狙うと外しやすい
つまり「一番投げ慣れている場所で終わらせる」のが、初心者にとって最も現実的な上がり方です。
50を作るには
残り点数から、よく出る高得点を引いて50になる数字を意識します。
| 残り点数 | 狙う場所 | 結果 |
|---|---|---|
| 100 | ブル(50) | → 50 → 次にブルで上がり |
| 110 | トリプル20(60) | → 50 |
| 107 | トリプル19(57) | → 50 |
| 70 | シングル20(20) | → 50 |
特に残り100は覚えやすい形です。ブル2本で上がれるので、「100が見えたらブル、ブル」と考えられます。
4. 次に覚えるのは「32点残し」だけ
ブル上がりの次に覚える価値が高いのが32です。ここまで覚えれば、初心者から中級者の入り口までは十分に戦えます。
なぜ32なのか
32はダブル16(16×2=32)で上がれます。そして32が優れているのは、外したときのリカバリーが利く点です。
- 32を狙ってダブル16を外し、シングル16に入った → 残り16 → ダブル8で上がれる
- 16を狙ってシングル8に入った → 残り8 → ダブル4で上がれる
このように半分になっても偶数のままなので、失敗しても次の手が残ります。32・16・8・4は「割り続けても偶数」という点で扱いやすい数字です。
32を作るには
| 残り点数 | 狙う場所 | 結果 |
|---|---|---|
| 82 | ブル(50) | → 32 |
| 92 | トリプル20(60) | → 32 |
| 89 | トリプル19(57) | → 32 |
| 52 | シングル20(20) | → 32 |
5. アレンジ表を丸暗記しない考え方
アレンジ表には何十通りもの残り点数が載っていますが、全部覚える必要はありません。次の考え方だけで、その場で導けます。
逆算の手順
- 目標を「50」か「32」に決める(マスターアウトなら基本は50)
- 今の残り点数から目標を引く
- その差を出せる場所を狙う
たとえば残り97点なら、97 − 50 = 47。47点を1本で出すのは難しいので、まず20を1本入れて77にし、77 − 50 = 27…と刻んでいきます。あるいは97 − 32 = 65で、これも1本では出せません。
このように「1本で出せる数字かどうか」を判断していけば、表を見なくても方針が立ちます。
1本で出せる主な点数
- トリプル20 = 60/トリプル19 = 57/トリプル18 = 54/トリプル17 = 51
- インブル = 50/アウターブル = 25
- シングルは1〜20、ダブルは2〜40
この上位の数字(60・57・54・51・50)を引いて50か32になる残り点数が、いわゆる「良い残し」です。
6. ダブルアウトの場合
大会や上級者同士の対戦ではダブルアウトが使われることもあります。この場合は考え方が変わります。
偶数しか上がれない
ダブルは必ず偶数(2・4・6…40)です。つまり残り点数が奇数だと、その1本では絶対に上がれません。奇数を偶数にするために1本余計に使うことになります。
残り1点は詰み
ダブルアウトで最も避けたいのが残り1点です。ダブルの最小は2点なので、1点からは上がりようがありません。0を通り越すとバーストなので、完全に手詰まりになります。
覚える系列
| 残り点数 | 狙う場所 | 外して半分になったら |
|---|---|---|
| 40 | ダブル20 | 20 → ダブル10 |
| 32 | ダブル16 | 16 → ダブル8 |
| 16 | ダブル8 | 8 → ダブル4 |
ダブルアウトでは40が理想とされます。ただし日本のソフトダーツで遊ぶ範囲では、まずマスターアウトのブル上がりを固めるほうが実用的です。
7. やってはいけない残し方
- 残り1点……ダブルアウトでは上がれない。マスターアウトでも1点は狭くて難しい
- 奇数(ダブルアウトの場合)……そのままでは上がれず、1本余分に使う
- バーストする狙い……残りより大きい点数を狙うと無効になる
- 刻みすぎ……安全を意識しすぎて小さい数字ばかり狙うと、ラウンドを消費して相手に先を越される
よくある質問(FAQ)
Q. アレンジ表は覚えないとダメ?
A. 初心者のうちは不要です。「50に整えてブル」と「32」の2つだけで十分戦えます。慣れてきたら、よく出る残り点数から順に覚えていけば大丈夫です。
Q. なぜブル上がりが勧められるの?
A. ブルはダブルより的が大きく、しかも01では序盤から狙っている場所なので、狙いが定まっているためです。慣れていないダブルを狙うより成功率が高くなります。
Q. オープンアウトならアレンジは不要?
A. ほぼ不要です。残り点数にぴったり合わせるだけなので、素直に大きい数字で減らしていくほうが速くなります。アレンジを意識するのは、マスターアウトやダブルアウトの対戦に出るようになってからで間に合います。
Q. 301と501はどちらが初心者向け?
A. 301のほうが早く終わりますが、そのぶんすぐ終盤の調整が来ます。501は長い代わりに序盤は大きく減らすだけなので気楽です。01には301・501・701・901・1101・1501があります。
Q. バーストしたらどうなる?
A. DARTSLIVE公式によると「マイナスになると『BUST』となり、前ラウンドの持ち点から再スタート」になります。そのラウンドで減らした分は無効です。
Q. マスターアウトとダブルアウトの違いは?
A. マスターアウトはダブル・トリプル・ブルで上がれるため選択肢が広く、ダブルアウトはダブル(およびブル)に限定されます。マスターアウトのほうが易しく、日本のソフトダーツでは主流です。
まとめ
- 日本のソフトダーツはマスターアウトが主流=ブルで上がれる
- 初心者はまず「50に整えてブル上がり」。ブルはダブルより的が大きく、狙い慣れている
- 次に覚えるのは「32」だけ。外して半分になっても偶数のままリカバリーが利く
- アレンジ表は丸暗記しない。ハイナンバー(60・57・54・51・50)を引いて50か32にすると考える
- ダブルアウトではダブル=必ず偶数なので、奇数と残り1点を避ける
- まずは自分の設定がどのアウトルールかを画面で確認する
アレンジは暗記量の勝負に見えて、実は「どの場所なら確実に入るか」を知っているかどうかの勝負です。ブルが安定して入るなら、それだけで上がりの選択肢は十分に広がります。
01の基本ルールはゼロワンのルール解説、盤面や共通ルールはダーツのルール完全ガイド、狙いの安定はダーツ初心者が最短で上手くなる方法にまとめています。
参考・出典
- DARTSLIVE2「ゼロワンゲーム」(ゲーム種類・BUSTの扱い)
- DARTSLIVE2 ゲーム一覧
※アウトルールの主流や「ブル上がり」「32点残し」は、ダーツメディアで一般に推奨されている考え方にもとづきます。実際の設定は店舗・マシンによって異なるため、プレイ前に画面で確認してください。残り点数と狙う場所の対応は、ダーツの得点ルールから算術的に導いたものです。